No.13
アウトプットから始まる学び
Output-Driven Learning
与えられた知識をインプットするだけが、学びではない。
動機の見えない知識のインプットは、身につけることが難しい。
何かをつくったり実践したりすると、自分ができることとできないことの両方が明らかになる。
自分がやりたいことを実現するための必要性が、学びへの強い動機を生む。
アウトプットするためには、試行錯誤のプロセスが不可欠である。
何かをアウトプットすることは、「自分」を出すことに他ならない。いくつもの可能性のなかからの選択に、自分らしさが出るからである。
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何かをつくったり、実践したりするなかで、知識やスキルを身につける。
何かをアウトプットする状況に身を置き、そのアウトプットに向けて一生懸命取り組む。
アウトプットする過程で、やりたいけれどもうまくできないことを認識し、そのために必要な知識やスキルを身につける。
アウトプットしたものを、一歩引いて見てみたり、他の人からフィードバックを得たりして、多面的に評価する。
アウトプットを生み出す過程の試行錯誤を振り返り、今後自分が身につけるべき知識やスキルが何かを考える。また、そのアウトプットに「自分らしさ」を見出し、今後の自分らしいアウトプットにつなげる。
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