No.28
学びの共同体をつくる
Community of Learning
独りで学ぶ必要なんてない。
一人でできることには、限界がある。
一人で行う行為には、時間的な限界がある。
一人がもてる知識や視点には、限りがある。
様々な視点に触れることは、自分の世界観や理解を深めることにつながる。
仲間と同じ目標に向かって走るとき、一人のときよりも頑張ることができる。
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同じ目的を持つ人や、互いに刺激し合える人と、「学びの共同体」をつくる。
まずは「学びの共同体」についての構想を練る。例えば、どのような勉強会を開くのか、あるいは、どのような研究プロジェクトを立ち上げるのか、というたたき台を考える。
たたき台を周囲の人に持ちかけてみる。興味がありそうな人が数人集まったら、その人たちを立ち上げメンバーとする。立ち上げメンバーで、基本方針やおおまかな日程を決める。
学びの成果を、どのように「形にする」のかを考える。勉強会の内容を、論文や冊子にまとめたり、ウェブ上で公開したり、発表会を開いたりするなど、アウトプットを明確にすることで、持続的な活動につなげることができる。
それらのプランを踏まえて、「学びの共同体」への参加メンバーを募る。できれば、いまの自分たちの交流範囲を超えた広い規模で募集する。広く募集することで、同じような興味・関心の人が多く集まる可能性がある。また、馴れ合いの気持ちにならず、緊張感を維持することができる。
参加メンバーのモチベーションを維持させるために、適宜、それまでの成果を確認し合い、必要であれば目的の再設定をする。
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